SERVICE高齢者(親世代)サポートの
アドバイス
今、みなさんの親御さまは、どこで、どのようにお過ごしでしょうか。
「人生100年時代の到来」と言われる中、高齢となった親世代を今後どのようにサポートしていくか、十分考えていく必要があります。
「そうは言っても、何からやればいいのかわからない」と思われる方も多いはず。
可能であれば親御さまと直接会話をしながら、老後の生活や住まいと資金計画について、検討していきましょう。
また、高齢化が進む中で、認知症などで判断能力が十分でない高齢者も増加しています。親御さまの大切な財産を、どのように管理していくかについても、検討していきましょう。
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老後を見据えた準備
まずは、親御さまが希望する老後の生活や住まいのイメージを把握した上で、高齢者住宅・施設の種類や選択をする際のポイントについて理解しましょう。
その上で、公的介護保険の活用も前提に資金計画を立て、保有資産や年金収入と、生活費や入居費用などの支出とのバランスを確認しましょう。
状況に応じ、高齢者住宅・施設の見学や、不要となった預金口座やクレジットカードの整理など、できることから前倒しで行っていきましょう。
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資産管理方法の検討
高齢者が訪問販売で不要なものを大量に購入してしまう。親族が高齢者の資金を使い込んでしまう。そのような事例が問題視されています。高齢者の資産を守るために設けられた「成年後見制度」のしくみについて理解し、活用を検討してみましょう。
また、「家族信託」など、成年後見制度以外の財産管理手法についても、必要に応じて検討してみましょう。
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資産承継(相続)の検討
親御さまに、「自分に万一のことがあった際に、家族間でトラブルやもめ事が起きてほしくない」というお気持ちがある場合には、遺言の作成について検討してみましょう。
あわせて、親御さまの財産について、預貯金、不動産、保険、年金、借入などに分類した上で、生前贈与や評価減の特例などを活用した相続税対策についても検討してみましょう。
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実行支援
昨今、上記のような取り組みは「終活」と呼ばれています。整理や検討が必要な事項を体系的に網羅した冊子「エンディングノート」を活用することで、スムーズに終活をスタートすることが可能ですので、ノートの支給はもちろんのこと、作成のサポートをお手伝いします。
ただし、「終活」や「エンディングノート」といった言葉に心理的な抵抗をもたれる親御さまに、無理強いすることは好ましくありません。あくまでも親御さまの気持ちを第一に考えて、協調しながら検討を行っていくことが大切です。
相続対策については、後日もめごとにならないよう、極力家族全員が共有した上で行っていくことがベターですので、必要に応じて合意形成のサポートをさせていただきます。
また、高齢者住宅・施設との折衝や、役所・金融機関における手続きが不慣れ、と思われるお客さまについても、必要に応じ、手続きの代行やサポートをさせていただきます。